子育てしながら働くための環境
子供が生まれて子育てしながら働く場合、職場に子供を預かってくれる環境が整備されていれば問題なく働けます。しかし、そうでなければ自力で保育園を探す必要があり、多くの自治体では保育園の数が足りないことから抽選方式になっているのが一般的です。
抽選に漏れると・・・保育園にあずけることができず外に働きに出かけることは無理なので、家でできる仕事を探す必要性に迫られます。
地元の保育園も抽選方式ですが、エントリーしてもさまざまな状況を加味して保育園の割り当てが行われるようで、すぐに預け先が決まるお母さんもいれば、1年経っても保育園が決まらないという人もいるのが実情です。
家でできる仕事の3つの探し方
家でできる仕事を探すことは、コロナ禍でリモートワークも増えてきていることから、以前より難しいことではなくなっています。
自分に合った家でできる仕事を探すには、将来のことも考慮して、どのように働きたいのか見極めたうえで仕事を選ぶと間違いないと思います。家でできる仕事探しには、次の3つの探し方があります。
クラウドソーシング
インターネットを通じて仕事を受注して作業する、いわゆるフリーランス的な働き方ができます。特に専門的なスキルがなくても、データ入力や文字起こし、webライティングなど、クラウドソーシングは、誰でもすぐに始められるものも多く、リスクなく始められるタイプの仕事です。
在宅勤務・在宅派遣
リモートワークとして家でできる仕事に就いて働くのは、このタイプの在宅での仕事になります。
在宅勤務なら、職場を自分で見つけるなら在宅バイトや在宅ワークなどをキーワードにして、バイトルプロなどの求人検索サイトで見つけます。
また在宅派遣なら、テンプスタッフなどの人材派遣会社に登録し、在宅でできる派遣の仕事を紹介してもらいます。
独立起業・開業
インターネットやSNSの普及により、個人でも自宅サロンや自宅教室を開いて仕事を始めるハードルがかなり低くなってきています。
ネイルや料理、アクセサリーの制作など、家で趣味を生かした仕事をすることで、子育てとの両立を図っていくのがこのタイプです。
家でできる仕事の見極めポイント
子育てしながら家でできる仕事を探すときに、注意すべきポイントが5つあります。
今おかれている環境、状況を良く考えて、自分に合う仕事を選択するようにしましょう(^^♪
家でできる仕事に求めること
家でできる仕事を探す際に一番大切なのが、何を仕事に求めているかということです。
保育園が見つかるまでの一時的な仕事なのか、子供が成長するまで長期にわたり子育て・家事と両立できる仕事なのか、また家計を支えるため、家計の足しにするためなど金銭的にはどの程度の報酬がもらえれば良いのかなど、仕事に何を求めるかを明確にしましょう。
その際、その仕事をどれくらい続けるつもりなのか明確な期間を、6ヶ月とか2年とか、あなたが目指す目標を具体的な数字にしましょう。また月収についても2万円、10万円、20万円など具体的な金額にしましょう。
子育て・家事との両立
子育てしながら家でできる仕事とは、子育て・家事と両立できる仕事である必要があります。なぜなら、家でできる仕事を選ぶときに、時間的な制約、家の間取りや大きさなど物理的な制約などが影響することが多いためです。
子育てや家事をする時間や場所に被りがない、もしくは都合をつけやすい仕事を選ぶことがポイントです。
ノルマの有無
子育てしながら働くとなると、子供の発熱や予測できない用事などが入ることがよくあるため、ノルマのある仕事はできない人もいます。
近くに両親や一時的に預けられる人がいればいいのですが、そうでない人は仕事を選ぶ際にノルマの有無についてしっかり考える必要があります。
収入・報酬(時給制、出来高制)
家でできる仕事の多くは、時給制や出来高制の仕事(作業)が一般的です。したがって、1日でどれくらいの時間働けるか、どれくらいの作業ができるかにより収入が変わってきます。
仕事を選ぶ際には、子育てしながら働ける時間数や自分のスキルに応じた作業量をしっかり見積もり、月額どのくらい稼げるかの目安を付けておく必要があります。
時間的な制約
『Time is money.』という言葉通り、仕事における時間は重要な要素です。
子育てしながら働く場合、自分の一日をスケジューリングして、仕事に割り当てられる時間、時間帯をしっかり把握しておく必要があります。また、子供の突発的な事象にも対応できる余裕についても考慮しておくことが大切です。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、インターネットを介して不特定多数の人が事業、仕事を進めていくビジネスモデルで、さまざまな仕事や作業のオーダーが受けられます。
イラストやプログラミングなど専門的なスキルを必要とするものもありますが、素人目線の記事を書いたり、データ入力したり、テープの音声を文字にしたりなど、誰でもできる仕事も多数あり、誰でも始められます。
クラウドソーシングのメリット
クラウドソーシングで仕事する上で必要なのは、ネットにつながるパソコンとメルアドくらいでしょう。始めるためには、クラウドソーシングの仕事とあなたをつないでくれるクラウドワークスなどの仲介業者に会員登録することです。登録は無料で、すぐにスタートでき年会費なども不要なので、リスクなく始められるのが最大のメリットです。
また、クラウドワークスなどにあるさまざまな仕事は、自分が吟味してやりたいものだけを選べば良く、ノルマもないので、マイペースで仕事できる点もおすすめポイントの一つです。
クラウドソーシングのデメリット
最大のデメリットは、もちろん会員登録しただけでは稼ぐことはできないこと、また出来高制の仕事がほとんどなので、自分で計画的に仕事にエントリーして作業しなければなりません。
リスクなく自由な分だけ、自分で仕事を管理して進めなければならないため、計画性のない人や積極的に動けない人には向かないでしょう。
子育てしながらできるクラウドソーシング
クラウドワークスに登録して、誰でも簡単に始められるのがアンケート回答、データ入力、webライティングなどの案件です。まずはクラウドソーシングの仕事の流れに慣れるという意味でも、簡単な仕事からスタートすると良いでしょう。
私が始めたのは日記風の文章の作成と言った案件で、例えば「スマホの使い方」とか「私がハマったゲーム」とかのお題に沿った作文をするというものです。原稿用紙1枚分、約400文字の作文で20円の単価でした。単価は安いのですが、書き上げるのにかかる時間もわずかで、パッパと書き上げられたのでストレスなく最初の仕事としては良かったと思っています。
在宅勤務・在宅派遣
勤務場所が自宅で働くバイト、パート、派遣社員などの仕事です。リモートワークが増える中、職場に行かなくてもできる仕事に関しては、自社でも在宅勤務にしたり、外部に委託したりする企業が増えていて、これまで以上に家でできる仕事の募集が増えています。
在宅勤務・派遣のメリット
月に一定時間以上働くようなら、社会保険や年金などへの加入も行われるため、安心感のある働き方となります。自宅で勤務するため、通勤に掛かる時間とお金が節約になり、その分子育てや家事に使える時間が増えます。
仕事内容や職場の方針にも拠りますが、子育てしながら働くにはこれ以上良い環境はないでしょう。
在宅勤務・派遣のデメリット
自分に合った仕事に就くまでには、どうしても時間が掛かってしまいます。会社や仕事のスタイルと、自分のワークスタイルに近いものを選ぶのは一筋縄ではいかないこともあるため、すぐに働かなければならない人には向かないでしょう。
在宅勤務・派遣の仕事を見つける方法
在宅勤務、在宅派遣の仕事を見つけるには、求人サイトでパートや在宅正社員の仕事を探すか、人材派遣会社に登録して条件に合う職場を紹介してもらうかの二通りの方法があります。
求人検索サイト
手っ取り早く探すなら、バイトルプロなどの求人検索サイトを利用するのが良いでしょう。キーワードに在宅勤務などを入力して探すと、在宅勤務形態のある求人情報が見つかります。ただし、業種や職種などによっては在宅勤務が少なかったり、なかったりすることも少なくないので、根気よく検索する必要があるでしょう。
人材派遣会社登録
自分で探すのが面倒という人は、テンプスタッフなどの人材派遣会社に登録するのがおすすめです。
最寄りの店舗まで出向いて専任スタッフと面接して、在宅勤務や自分のワークスタイルに合う仕事や職場を紹介してもらいましょう。リモートワークが拡大していることもあり、要望に近い職場を紹介してもらえる可能性は高く、自分で探すより良い職場を見つけることができます。
独立起業・独立開業
自分で仕事を始めることは、以前とは状況も異なり、誰でもすぐに起業することができます。
起業と言うと仰々しく聞こえますが、自宅で友達を招いて何かを始めて、それを徐々に拡大していくイメージを想像すれば、それほど大げさなものにならないと思えるはずです。
例えば、エステシャンの資格を取って、自宅でエステサロンを開業した友人がいます。最初は友達や近所の人々を相手にしていましたが、口コミでサロンの情報が広がり、今では結構繁盛していると聞いています。自宅サロンなので、自分の自由に営業時間を設定できるので子供を育てながらするのに向いているようです。
独立起業・開業のメリット
自分で立ち上げる仕事なので、自分の都合に合わせて仕事が行えます。ワークスタイルや時間など、自分で働きやすい環境を整えることができるのは最高な贅沢です。
独立起業・開業のデメリット
決断して、実行する力がないと思うようには行かないケースもあります。
足りないところは人に頼ったり、無理をせずに始める必要がありますが、資格を取ったり、自宅サロンを整えたり、ある程度の時間とお金は必要になります。
独立起業・開業する方法
子育てしながらしっかりと自分の人生や仕事、生き方をしっかりと考えるなら、自分のやりたい仕事を目指して独立起業、開業することを目指すのが良いでしょう。
夢を叶えるために今から計画を立てて子育てしながら突き進めばいいのです。
資格を取って起業する
趣味や好きなことを仕事にしたいなら、それに関連する資格を取得して独立開業を目指します。通信講座で資格を取る際に、就業支援や独立起業支援まで行ってくれるスクールを選ぶようにすると良いでしょう。
今の世の中、友人や知人の口コミやSNSで集客したり、ホームページを立ち上げて集客したりするだけで、一定数の顧客を集めることができます。後は自身の腕次第・・・リピーターを増やすべく頑張ればいいのです。
スマホで資格が取れるフォーミー(formie)なら、最短1ヶ月、隙間時間にスマホを活用した学習をすることで、起業・独立を目指せる資格を取得できます。
資格取得後の起業・開業のサポートも万全です。あなたの趣味や得意に合致する資格があるか確認してみて下さい。
経験や得意なスキルを売る
どんなことでも自分の得意とすること、好きなことを武器にして仕事に繋げることも可能です。自宅サロンを作らなくても、経験や得意なスキルを売り買いできるサイト「ココナラ」を利用すれば、自分のスキルを商売につなげることができるのです。
ココナラに会員登録(無料)して、どんなスキルを売っているのか、自分の得意なことを出品してみることから始めてみましょう。これなら、誰でも今すぐにスタートできます。
話をするのが好きで、人の話を聞くのが得意な友人は、傾聴の資格を取得してZOOMで人の話を聞くスキルを売っています。なんでも仕事になるのは今の世の中の良いところですネ。