正社員とパートの違いとは
正社員とは、会社の規定に従って、会社に直接雇用される人のことで、就業規則などに基づく労働日数、労働時間で働きます。一方、パートとは非正規雇用として短時間勤務する人のことです。
労働基準法では1日8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはならないという原則があり、会社の決めたワークスタイルによりこの範囲内で働くのが正社員となります。
正社員のメリットとは
パートより正社員が良いと言われる理由としては、仕事内容や待遇、福利厚生などにおける違いがあります。
一般的にパートは正社員のもとで働き、サポート的な業務が主体となるため、ある意味やりがいが正社員より低いと感じるケースがあります。また、正社員には成果に応じた賞与や昇給、昇進などの制度があるため、やりがいを感じながら働けることが多いのです。
近年、働き方改革や処遇の改善などでその差が縮まってきているようにも見えますが、依然としてそこには違いがあるのが現状のようです。
ただ、働く側の意識も多様化していて、会社の言いなりに働くより自由を求めて働きたいときだけ働くことを良しとする人たちも増えてきています。実際に入社面接で給与や賃金よりも取得できる休暇日数を気にする人がいるのです。
コロナ禍での在宅勤務制度の増加
これまでは正社員と言えば会社へ通勤して決められた労働日数・時間を社内で働くというのが一般的でした。しかし、コロナ禍でリモートワークが浸透していったことから、業種によっては会社に行かなくても自宅で仕事ができる体制が確立してきています。
会社としても通勤手当を払わなくても、同等の仕事ができて成果が上がるなら、リモートワークを良しとするところも増えてきています。また会議などもZOOMなどを利用して手軽に行えるようになってきているのもリモートワークが増えてきている理由の一つと言えるでしょう。
リモートワークができない仕事は依然としてありますが、事務系の仕事なら、パソコンやインターネットなどの作業環境さえ整えば、自宅でも会社と同様の業務が行える職種は少なくありません。
自宅でできる仕事にはどんなものがあるのか
自宅で働ける在宅ワーク制度のある業種は、プログラミングやwebデザインなどをはじめとするIT関連の業種、ライターや編集作業、翻訳など、出版に関連する業種などに多くあります。
これ以外にも、独立して仕事が進められる業種、接客や対面業務を伴わない業種、現場に出向く必要のない業種などが自宅で正社員として働ける仕事のジャンルになります。
プログラミング、デザイン、ライティング・・・などのスキルがないと自宅でできる仕事に就けないように感じますが、実際には自宅でできる仕事はいろいろとあります。自分が持っている資格やスキルに応じた自宅でできる正社員の仕事を探すなら、専門家に相談するのが手っ取り早くおすすめです(^^♪
自宅でできる正社員の仕事の探し方
自宅でできる正社員の仕事となると、求人検索サイトなどで在宅ワーク制度のある会社の正社員募集が見つかることもありますが、そう簡単に探し当てることはできないのが現状です。
そこで、一番確実で、効率的な家でできる正社員の仕事を見つける方法としては、人材派遣会社に登録して、自宅でできる仕事の中から紹介予定派遣の仕事を見つけてもらうのが良いでしょう。
紹介予定派遣は、一定期間派遣社員として働き、雇う側と雇われる側がお互いに良いと感じたら、一定期間を経過した後に正社員になれるという制度です。
人材派遣会社の老舗テンプスタッフに登録して、登録の際の面接などで自宅でできる仕事、紹介予定派遣の仕事など、自分の要望を専任スタッフに告げることで、自宅でできる正社員になれる仕事を紹介してもらえます。
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家でできる仕事
自宅で勤務できる正社員求人が見つからない場合
正社員への採用は意外とハードルが高いため、すぐに好条件の正社員の求人が見つからない場合もあります。
そこで、正社員の仕事が見つかるまでの間、自宅でできる仕事として、いわゆる副業としてできるような在宅ワークをつなぎにするというのも一案です。その場合、クラウドソーシングを利用すればすぐに始められる仕事が見つかるものです。
クラウドソーシングによる副業
また、クラウドソーシング以外でも在宅ワーク可能なバイトや内職、パート作業をネット求人検索でも簡単に見つけることは可能です。
求人検索サイトでの副業探し
自宅でできる正社員の仕事に興味ある人が抱く疑問質問
自宅でできる正社員の仕事を探している人たちが、素直に抱く疑問や質問について回答します。
在宅ワーカーの平均年収はいくらですか?
平成24~26年度厚生労働省委託事業の在宅就業調査(在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン)によると、在宅ワークの仕事による平均的な月収は、「5万円以下」が最も多く27.7%、次いで「10~19万円」が18.5%、「6~9万円」が18.0%であり、月収が9万円以下の人たちが半数の45.7%を占めています。そして、月収100万円以上の人が1.8%いるのも事実です。平均してみると在宅ワーカーの平均年収は228万円(月収19万円)が目安となります。
在宅ワークは何をしていますか?
在宅ワークはパソコンとインターネット回線を使って、情報の収集・分析、文書の作成、リモート会議などを行っています。自宅での仕事はリラックス感もありますが、パソコンの前から離れられないとか成果をしっかり出す必要があるとかいうプレッシャーを強く感じる人もいるようです。
家でできる仕事ってどんなのがありますか?
家でできる仕事には、webライティング、データ入力、テープ文字起こしなどクラウドソーシングを介して行う仕事、シール貼りなどの内職的な軽作業、オンライン家庭教師やインストラクター、商品の転売など、さまざまなタイプの仕事があります。
内職でいくら稼げるのか?
シール貼りなどの軽作業など自宅で行う内職の稼ぎは、時給に換算すると200円~600円が相場と言われていて、パートなどで働く最低賃金よりかなり低い設定になっています。時給を500円として1日4時間、1ヶ月22日間働いたとすると、月収は44,000円という計算になります。